自己ヒーリング(セルフヒーリング)とは


自己ヒーリング(セルフヒーリング)は、言葉のとおり、自分で自分を癒すということです。私がアチューメントに関するお話の中で使う自己ヒーリングという言葉の意味は、アチューメントを受けて繋がることができるようになったエネルギーに自分で繋がる(=自分で自分にエネルギーを流してヒーリングしている)ことを指しております。

遠隔ヒーリングとは


遠隔ヒーリングとは、クライアントと離れた場所にいながらヒーリングなどのエネルギーを送ることです。ヒーリングは一般的に、対面でも遠隔でも感覚のみで送ることが出来るものです。レイキにも遠隔ヒーリングというものがあるのですが、レイキでは、遠隔ヒーリングのロジックと遠隔で送るためのシンボルというものを学びます。このロジックとシンボルを学びますと、エネルギーを遠くの方へしっかりと送る感覚を手に入れることができます。エネルギーを遠くの方に送る感覚を手に入れますと、レイキ以外のエネルギーワーク(遠隔アチューメントや遠隔ヒーリングなど)で行う遠隔の諸々にも使うことができます。

遠隔ヒーリングを行う時に気をつけること


他者に行う際には、基本、お相手様から遠隔ヒーリングを送ることへの許可、承諾、同意を得るようにしましょう。お相手様との関係性やエネルギーの強弱などによって多少は変わってくると思うのですが、受け取りの同意、承諾、許可がない人には遠隔ヒーリングは届きません。関係性が近い方や深い方であれば、愛を介して届く場合もゼロではないと思いますけれど、基本的に届かないとお考えいただくと良いでしょう。

 

つい、助けたい、力になりたい、癒したいといった思いやりの気持ちから遠隔ヒーリングを行いたくなることもあるかと思うのですが、このような時というのはヒーラーのエゴであることも多いものです。また、焦りや不安といった衝動から遠隔ヒーリングを行おうとするときも然りです。

 

加えて、レイキには好転反応(眠気、だるさ、発熱、発汗など)が怒る懸念があります。お相手様が、何か危険を伴うことを行っている最中に遠隔で届けてしまい好転反応が起きたら……、大切な商談中に遠隔で届けてしまったことによって大汗が出て大変になってしまったら……、お酒をたっぷりと召し上がっている最中にお届けして好転反応が出てしまったら……。タイミングによっては良い影響とは言い難いことに繋がることもありますので、基本的にヒーリングは相手の許可が必要だということを頭の片隅に置いておかれるとよいでしょう。

 

このようなことをお伝えしますと、相手が苦しい思いをしているのに、何もできないの?してはいけないの?冷たいんじゃない?というお気持ちが湧くこともあるかもしれませんね。ですが、各々に成長や進化のための学びが存在しています。それを、自分のエゴで奪ってしまうというのは、その方の成長や進化のための学びの機会を奪うことであり、その方の成長や進化に遅れが生じるということでもあります。この世はバランスです。与えすぎも頂きすぎもよくありませんので、時には「何もしないことを、して差し上げる」という方法を取ることも大切なことだという視点もお持ちいただいた上で、ヒーリングと上手にお付き合いいただくと良いでしょう。同意が得られた上で遠隔ヒーリングを行う際には、愛をもってパイプ役に徹して、ヒーリングを行ってくださいませ。